ムーディーズ、ベトナム国際銀行(VIB)の信用格付けを「B1」に引き上げ

2018年11月10日(土) 08:59:01

ムーディーズはこのたび、ベトナム国際銀行のベースライン信用リスク評価および調整後 BCAを「B1」に引き上げるとともに、カウンターパーティ・リスク評価を「Ba3」に引き上げました。

ムーディーズ・インベスターズ・サービス(ムーディーズ)はこのたび、ベトナム国際銀行(VIB)のベースライン信用リスク評価(BCA)および調整後 BCAを「B1」に引き上げるとともに、カウンターパーティ・リスク評価(CRA)を「Ba3」に引き上げました。これまでに、ムーディーズはベトナムの長期発行体格付けおよび優先無担保債券格付けを「B1」から「Ba3」に引き上げた直後、2018年8月14日にVIBの長期銀行預金格付け(自国通貨建ておよび外貨建て)ならびに長期発行体格付けを「B2」から「B1」に引き上げています。

ムーディーズが発行したレポートによると、VIBおよび他行のBCAの引き上げを牽引したのは、ベトナムのマクロ・プロファイルがより高いスコアを示し、不良債権の償却が進み、銀行の収益性が向上したことでした。

今回の引き上げに加えて、ベトナム中央銀行(SBV)およびベトナム資産管理会社(VAMC)は、VIBがVAMCに売却していた不良債権をすべて買い戻した5行のうちの1つであることを認定しました。ムーディーズおよびVIBは、VIBのVAMCに対する債務が消滅し、与信費用の削減が見込まれることから、今後12-18ヶ月間でVIBの収益性が改善すると予測しています。

また、VIBは現在バーゼルII基準の適用が可能な2行のうちの1つとして知られています。2018年の適用に向け、VIBは準備を完了し、SBVからの承認待ちの状態です。

現在、VIBはベトナムで最も収益率が高く、リスク管理体制が整備された銀行の1行です。2018年1-9月までの9カ月間で、VIBの税引前利益は1兆7,200億ベトナム・ドンに達しました。自己資本利益率(ROE)は20%近くに達し、2018年第4四半期には上昇が見込まれています。自己資本比率(CAR)は12%を超え、バーゼルII下でCAR は9.5%を超えています。

2018年9月、ムーディーズは「Inside ASEAN – Spotlight in Vietnam」(ASEAN域内 – ベトナムに注目)と題するカンファレンスをホーチミンで開催し、ベトナムの経済、銀行システムの格付けの評価を行うとともに、2019年における同国の経済展望および現地銀行の業績を予測しました。VIBの副CEOであるHo Van Longは、このカンファレンスのパネルディスカッションにムーディーズから招待され、出席した唯一の現地銀行の代表でした。

ムーディーズのアナリストらは、2019年にベトナム銀行の資産の質と収益が改善すると期待しています。外部資金調達や利益剰余金によって、銀行の資金調達基盤は改善されています。アナリストらはまた、ベトナム銀行のCARは改善しているものの、同地域の銀行と比べると依然として低い水準にあると主張しました。

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