ここ3・4年のことだが、イボに木酢液が効果的、とネットで話題になっている。特に、子供のウィルス性のイボ(水イボ。正式には「伝染性軟属腫」(でんせんせいなんぞくしゅ)という)には、高い効果を示すとのこと。
子供にできやすい水イボは、従来なら
・液体窒素で取る
・ピンセットで取る
といった療法が用いられてきた。しかし、これらの方法はいずれも痛みが伴い、子供に泣かれて治療をあきらめるといった例も少なくないようだ。
また、自然治癒を待つというのも方法の一つだが、
・他の子への感染を防ぐため、プールやお風呂に一緒に入れない
・イボをひっかくことで広がってしまう
ということがあるため、できれば早めに対処したいところだ。特に、手のような目立つところにできると、それがイジメの原因になることもあるようだ。
このように、なかなか治療のやっかいなイボだが、これに木酢液をつけると意外なほど短期間で効果が出るというのだ。
イボに関するブログ、
http://ibo.seesaa.net/article/22739119.html
や備長炭のサイト、
http://www.mokutanya.com/modules/questionnaire/
で、木酢液を使った効果が数多く書き込まれている。
木酢液は、炭を作るときに出る煙を冷やして液体化したもの。以前より、殺菌力が知られて
おり、炭焼き職人の間では「水虫」への効果はよく知られていた。
この殺菌作用がどうやら水イボのウィルスに、うまく適合したようだ。
ただ、書き込みの内容を見ると、中には水いぼではなく、老人性のイボ(正式には「老人性疣贅」(ろうじんせいゆうぜい)という)にも効果があったというものもある。
こちらはなぜ効果があるのかは不明だが、木酢液の持つ角質を柔らかくする効果が影響しているのかもしれない。
いずれにしろ、皮膚科に通院するより、かなり短期間で治癒することがあり、今後は専門医による研究成果を待ちたいところだ。
なお、木酢液というのは、材料の選択や温度管理・濾過などをかなり慎重に行わないと、良質のものはできない。市販の、特にホームセンターなどで販売されているものは、直接肌につけるのはすすめられないとのことだ。
【関連URL(パソコン用)】
http://www.mokutanya.com/
【関連URL(携帯用) QRコード】
※「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
【お問合せ先】
□会社名
株式会社 木炭屋
□住所
〒790092
愛媛県松山市北久米町224-6
□電話番号
TEL:089-970-3754
□担当者名
大岡俊久