MSCクルーズ21億ユーロの新造船計画を発表

2014年05月30日(金) 16:30:54

現在12隻ある船隊に2隻が加わることになります。新造船のクラスは“シーサイド”と命名され、フィンカンティエリ社が建造する最大の客船になります。

革新的な未来の客船が誕生します

ローマ、5月22日。MSCクルーズは2隻の新造船の発注及びもう一隻の造船の可能性について、フィンカンティエリ社との契約に署名しました。現在12隻ある船隊に2隻が加わることになります。
契約書への署名はローマのキージ宮で行われ、イタリアのマッテオ・レンツィ首相、フィンカンティエリ社CEOジュセッペ・ボーノ氏、MSCクルーズ会長ピエルフランチェスコ・ヴァーゴ及びCEOのジャンニ・オノラートが出席しました。

新造船のクラスは“シーサイド”と命名され、フィンカンティエリ社が建造する最大の客船になります。造船業界において画期的な客船です。2隻の新造船は建築の観点から見てこれまでとは全く新しく、新世代の客船のさきがけとなることでしょう。

「フィンカンティエリ社と話し合いを始めた当初から、全く新しいタイプの客船について考えていました。現時点では存在しない画期的な客船を建造したいと思ったのです。」MSCクルーズの会長ピエルフランチェスコ・ヴァーゴはこう述べています。「“シーサイド”はその構造、形、多目的性において画期的なクラスです。フィンカンティエリ社の建造による新造船が、私たちに新しい魅力的な挑戦をもたらしてくれるでしょう。ユニークで革新的な構造と最新のテクノロジーを備えた新造船は、世界のクルーズマーケットにおける革命となるはずです。」

2隻の新造船の建造費はそれぞれ7億ユーロで、保険金融会社のSACEが融資します。1隻目は2017年11月、2隻目は2018年5月に完成予定で、MSCグループの創業者ジャンルイジ・アポンテに引き渡されます。新造船は全長323メートル、全幅41メートル、高さ70メートル、重量15万4000トンで、5300人の乗客と1413人の乗組員を収容できます。客室数2070室、クルー用キャビン数759室、4万3500平米のパブリックエリアを備えます。多目的に使用できる革新的な新造船は、世界中のあらゆる港に停泊可能です。

フィンカンティエリ社CEO、ジュセッペ・ボーノ氏は次のようにコメントしています。「今日は私たちにとって特別な日です。高品質と地中海スタイルを誇るMSCグループは大切なパートナーであり、共に野心的な冒険を始められることを嬉しく思います。当社が一手に引き受ける新造船の設計は、これまでにない挑戦です。世界中の造船会社に対して、私たちの卓越した技術を示すことになるでしょう。フィンカンティエリ社の技術革新は、あらゆる高付加価値部門に及びます。2000人以上の技術者および160人以上の研究開発部員を擁し、イタリアとヨーロッパに研究拠点のネットワークを持つためです。これが私たちの強みであり、世界でもユニークな会社である理由です。今回の受注によって、私たちが造船部門におけるリーダーであることが再確認できました。それだけでなく、今後は私たちの事業が完全に回復できるほど多くの発注が期待できます。」

「本日は、2022年までにMSCクルーズの収容客数を倍増する計画の仕上げの日です。新造船がデビューすれば1日に8万人の乗客を運ぶことができます。」MSCクルーズのCEO、ジャンニ・オノラートはこう述べました。「今日、私たちは50億ユーロの投資計画に着手しました。この計画にはイタリアとフランスに発注した新造船とリリカクラスの改装プログラムが含まれます。」
シーサイドクラスには海面に近い高さのプロムナードができます。船の両側を囲む屋外スペースで、ショップやレストランが入る予定です。また、巨大なシアターやテラス風バルコニー、海が見える展望エレベーターが備わります。

更に、新造船には多くの革新的な技術が導入されます。例えば、25%もの燃料消費削減や、国際基準を超える高度な安全システムです。


【MSCクルーズについて】
MSCクルーズは地中海、南アフリカ、ブラジルにおけるマーケットリーダーであり、世界中を運航しています。年間を通じて地中海一帯を航行、また季節により北欧、カナリア諸島、大西洋、カリブ海、アンティル諸島、南米、南・西アフリカ、アラブ首長国連邦に配船。最新鋭の客船を12隻所有しています―ファンタジアクラスのMSCプレチオーサ、MSCディヴィーナ、MSCスプレンディダ、MSCファンタジア、ムジカクラスのMSCマニフィカ、MSCポエジア、MSCオーケストラ、MSCムジカ、リリカクラスのMSCシンフォニア、MSCアルモニア、MSCオペラ、そしてMSCリリカです。MSCクルーズは高い品質管理と環境保護を認められ、ビューローベリタスより「6つの金真珠」賞を受賞した世界唯一の企業です。また、食品管理全般において陸上・海上共に高い安全性を達成し、ISO9001とISO22000を取得しました。世界中でリーダーシップを発揮する以上、運営する地域の自然環境や人的環境に対する責任があると考え、2009年にユニセフと長期にわたるパートナーシップを締結。ブラジルの恵まれない子供たちが高い教育を受けるためのプロジェクトに対し、これまで約300万ユーロを提供してきました。2014年初めに更新されたパートナーシップでは、発展途上国や非常時における飢餓や栄養失調に取り組むユニセフを支援しています。

【フィンカンティエリ社について】
200年の歴史を持つ世界最大級の造船グループ企業であり、これまでに造船した数は7,000隻を超えます。現在、フィンカンティエリグループはクルーズ客船製造のリーディングカンパニーであるだけでなく、軍艦、クルーズフェリー、メガヨット、特別仕様の船舶の製造、船の修理や改装においても主要な役割を果たしています。トリエステに本拠を置く同グループは3大陸に21の製造施設を持ち、従業員は2万人(イタリア国内で8,100人)に上ります。年間総売上高は40億ユーロです。最近、シンガポール証券取引所に上場しているVARを買収。規模の倍増により、世界第4位の造船会社になりました。上位3位を占める韓国の造船会社のすぐ後に続きます。高付加価値産業における多様性とマーケットの存在感という点でフィンカンティエリグループだけが韓国の大手3社と肩を並べることができます。アメリカでは五大湖地域に3つの造船所(マリネット・マリン、ベイ・シップビルディング、エース・マリン)を持つグループ会社のフィンカンティエリ・マリングループ(FMG)が民間だけでなく海軍や沿岸警備隊等の軍隊と取引しています。アラブ首長国連邦では、マレラ・ミドルイーストとアルファッタン・シップインダストリーズとの合弁企業であるエティハド・シップビルディングが、様々な民間船舶及び軍艦の設計、造船、販売、及びメンテナンスと改装を行っています。


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